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皆さんこんにちは!
一颯合同会社、更新担当の中西です。
目次
こんにちは!鳶職雑学講座・第10回は、鳶職として働く中でどのようにキャリアアップしていくのか、その道のりについてご紹介します。
「未経験からでも始められる」と言われる鳶職ですが、そこからどのように一人前の職人へ、そしてリーダーへと成長していくのか、段階を追って見ていきましょう。
鳶職の世界では、最初は「見習い」としてスタートするのが一般的です。
資材の運搬
工具の準備
先輩の作業補助
現場清掃 など
最初は何もわからなくて当たり前。
「どの資材がどこに使われるのか」「道具の名前や使い方」「現場でのルール」など、ひとつずつ覚えていくことが大切です。
現場では、先輩の動きを見ながら「どう動けばスムーズか」「危険をどう避けているのか」を学びます。焦らず、じっくり体で覚える時期ですね。
経験を2〜3年積むと、少しずつ一人で任される作業も増えてきます。
この段階でようやく、「職人」としての第一歩を踏み出すことになります。
足場の組立・解体
鉄骨の建方
高所作業での安全な移動
図面の理解と応用
資材や工具の管理 など
この時期には、「とび技能士(国家資格)」の取得を目指す方も多くなります。
資格を持つことで、技術力の証明にもなり、仕事の幅も広がります。
また、責任感を持って現場に向き合うようになり、「後輩の指導」や「段取り調整」などにも関わるようになります。
さらに経験を重ねると、**「職長(作業リーダー)」や「現場代理人」**として、チーム全体をまとめる立場になります。
作業全体の工程管理
安全確認とリスク管理
作業員の配置と指導
他業種との打ち合わせや連携
若手育成とチームビルディング
現場の“司令塔”とも言えるポジションで、プレイヤーからマネージャーへと役割が変化します。
責任は大きくなりますが、その分やりがいと達成感もひとしおです。
現場がスムーズに進行し、無事に工事が終わったときには、「自分がこのチームを支えた」という自信にもつながります。
職長や現場リーダーを経験したあとは、自分で独立して会社を立ち上げる方もいます。
または、ベテラン職人として、現場での“最後の砦”として若手を支える道を選ぶ方も。
鳶職は、学歴や経歴に関係なく、「現場での努力と経験」がすべて評価される世界です。
自分次第でキャリアの幅を大きく広げていけるのが、この仕事の魅力のひとつと言えるでしょう。
鳶職のキャリアステップは…
見習いとして現場に慣れ
職人として技術を磨き
職長・リーダーとして人と現場をまとめる
そしてその先には、独立や指導者としての道も広がっています。
次回もお楽しみに!
一颯合同会社では、一緒に働いてくださる仲間を募集中です!
私たちが採用において最も大切にしているのは、「人柄」です。
ぜひ求人情報ページをご覧ください。皆さまのご応募を心よりお待ちしております!